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「ドラゴン怒りの鉄拳」の続編?続々・・・
1974年7月20日にブルース・リー主演「ドラゴン怒りの鉄拳」が日本で公開。
もちろん、これは日本でも大ヒット。
そのブルース・リー没後、数々の「怒りの鉄拳」が公開される。
【参考】
日本語題名「ドラゴン怒りの鉄拳」
中国語題名「精武門」
英語題名「Fist Of Fury」「CHIENSE CONNECTION」
1976年 「CHIENSE CONNECTION 2」(「 Fist of Fury part2」)
ブルース・リイ(何宗道)主演
冒頭は、前作「ドラゴン怒りの鉄拳」のあらすじを画像を流しながら説明。チェン・チェン(ブルース・リー)の葬儀シーンから
始まる。
前作で出演していた師範役のティエン・ファンや、リー・クンも出演しています。
ノラ・ミャオは出演してないのですが、葬儀のシーンで被り物して顔は映さずユアン役のようですがチェンの棺に倒れこみ自害
してしまいます。
ブルース・リイは、チェンの弟という設定で登場。
パっと見て、ブルース・リーに似てる感じはあるのですが・・・やっぱり全然違う。
ここはまあ、弟という設定なので許せるかなと。
物まね?ソックリ?さんのリイさんのアクションですが、ブルース・リーに似せようとしてる努力はうかがえます。
しかし・・・やっぱり違います。蹴りの引きとかも甘いし、変てこな技が出てくるし。
この映画もやっぱり抗日で最後は精武館を乗っ取ろうとした変てこ日本人を倒します。一連のストーリー展開は
「ドラゴン怒りの鉄拳」の感じですが・・・お粗末でした。
1976年「レッド・ドラゴン/新・怒りの鉄拳」(レッド・ドラゴン/新・精武門)(「New Fist Of Fury」)
ジャッキー・チェン主演。
こちらは、ロー・ウェイ監督で本当の「ドラゴン怒りの鉄拳」続編と言えるかもしれない。
若手のジャッキー・チェンを起用し、最初は弱いジャッキーが次第に強くなり悪役を倒すという展開。
ジャッキーアクションの原点のような感じではあるが、ちゃんとブルース・リーは意識して作られてます。
こちらも抗日映画だが、最後のラストシーンは日本兵が銃弾をジャッキーや精武門の門下生達に浴びせるという
最悪のラスト。日本人最悪の構図です。さすが支那映画、ここまでやるか?
ただ、救いはノラ・ミャオが出演していることだけか・・・(個人的に)
1987年「Shaolin Fist Of Fury」
ブルース・レ(Bruce・Le)主演
こちらも、ブルース・リー物まね?ソックリ?さん。
ストーリーは「ドラゴン怒りの鉄拳」とは関係なく、ただ日本軍の悪らつぶりに主人公が怒り闘うというもの。
これは、もう題名だけでほとんど関係ないですね。チャウ・シンチーのファンにはお勧めです。
シンチーが若いです。ギャグも散りばめられてますが、「少林サッカー」や「カンフーハッスル」ほどではないです。
1994年「フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳」
ジェット・リー製作・主演
「ドラゴン怒りの鉄拳」のリメイク。
ジェット・リーの恋人には中山忍。そして、倉田保昭も出演!
これだけで、見たくなりました。
ジェット・リーのアクションは、もちろんブルース・リーの真似ではなく自分本来のアクションをしています。
これだけの日本人俳優が出演してるので、抗日度は低くされてますね。
1995年「精武門」
ドニー・イェン企画・主演のリメイク連続テレビドラマ。
ドニー・イェンのアクションが、やたら早回しすぎてゲンナリする。
しっかりアクションのできる俳優なんで、ここはやり過ぎだと思う。
2010年「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」
ドニー・イェン主演・アクション監督
こちらも「ドラゴン怒りの鉄拳」のリメイク作品。
グリーンホーネットのKatoを思わせる出で立ち。ブルース・リーへのオマージュが感じられる。
今までの「ドラゴン怒りの鉄拳」関連の映画では完成度の高い作品。
オマケ
まあ~ったくブルース・リーの怒りの鉄拳とも関係ないです。
「燃えよドラゴン」日本公開から40年。
いまだにブルース・リーの影響は大きいと感じた次第です。
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