ボディガード牙シリーズの第２弾「ボディガード牙　必殺三角飛び」

徹心会空手に対して宣伝のやりすぎだろうと鬼哭流空手・鮫谷一貫（石橋雅史）より果たし状が

叩きつけられた。

それに対し牙直人（千葉真一）は、師匠である徹心会々長・大東徹源（大山倍達）の反対を押し

切り挑戦を受けてしまう。

決闘を止めに入った牙の妹マキ（志穂美悦子）は、鮫谷に目潰しされ失明してしまう。

怒りに燃え、牙は鮫谷を秘技・三角飛びで殺してしまう。

刑務所に送られることになった牙は、自ら徹心会と訣別。

服役中に沖縄空手の達人、南条武（渡瀬恒彦）と知り合い意気投合する。

出所した牙は、妹マキの治療費の為に横浜のナイトクラブ経営者・赤松の用心棒となった。

遅れて出所してきた南条と再開した牙は、赤松の悪行を知ることになり

赤松一味と対決することになる・・・

この作品で鬼哭流の空手家：鮫谷一貫を演じるのが石橋雅史先生ですね。

石橋先生は、この作品を皮切りに東映カラテ映画に頻繁に出演するように

なります。

石橋雅史

昭和２７年に日大の芸術学部（演劇科）に入り、その頃から剛柔流の道場に通うようになった。

剛柔流山口剛玄のもとで空手を学ぶ。

当時、剛柔流の役員であった大山倍達とも知り合うことになり、大山倍達が立教大学裏に道場を

構えてからは師範代として大山道場を他の師範代（黒崎健時、安田英治、南本一郎）とともに

支えていくことになる。

現在は、全日本空手道剛柔会の顧問。

ブログも・・・石橋雅史の万歩計

今回の「ボディガード牙　必殺三角飛び」の映像は、今ではなかなか見ることが

できませんが、この後の作品となる「けんか空手　極真拳」の予告編で後半部分

開始２分後から「果たし状」という声から始まる部分は「ボディガード牙　必殺三角飛び」

の冒頭の一部です。声は石橋先生。

そして、忘れちゃいけないのが今回の作品が映画デビューとなる志穂美悦子。

この作品以降、女ドラゴンとして多くのファンから支持される。

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