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いよいよ、7月20日はブルース・リーの命日。没後40年ですね。

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各地で記念イベントなどもあるようですが、遠くて行けない人も多いかと思います。
私も、その中の一人です。

そういうことで、今回はこのブログでブルース・リー没後40年のイベントです。

まずは、竹中直人さんです。

30数年前にものまね番組でブルース・リーのものまねをして人気になりました。
多分、そのころは素人さんだったけど私もテレビを見て上手いなあと思ってました。

ラジオでは、オールナイト日本で武田鉄也さんが「燃えよドラゴン」でのセリフを英語でやってました。
「You have offended my family,and you have offended the Shaolin Temple」
(お前は俺の家族を苦しめ、少林寺の名誉を汚した。)

当時、私の周りにもブルース・リーの真似をする人間も多かったですね。

まず髪型から入ってます。
なぜか皆がオカッパ頭になってる・・・

「燃えよドラゴン」でのブルース・リーの髪型が強く印象にあったのでしょうが、私が思うに
あれは「ドラゴンへの道」のような短めの髪型が伸びてそうなったのではないかと思います。

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↓↓↓
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物真似はいいとして、今度はブルース・リーが最強だとか、いや実は弱いだとかの論争になってきます。
いまだに2チャンネルとかでは、そういう話題あるようですけど・・・

私個人の意見としては、ブルース・リーが最強だとかは思ってません。他に強い格闘家はいっぱい存在します。
体重は「燃えよ・・」「死亡遊戯」あたりでは60㎏前後のように見えます。
体重が全てではありませんが、かなり軽量だとそれなりにハンデがあります。
でも、軽量級で見ると当時ではかなり強かったのではないかと思います。
そして注目すべきところはブルース・リーの格闘センスですね。
相手が蹴ってくる足を蹴る。いわゆるストッピングという技があります。
「ドラゴンへの道」で、チャック・ノリスとの対戦で使われてます。

あの時代にストッピングという技術を映画で見せるのは初めてだったと思います。
ストッピングといえば、芦原英幸先生ですが40年以上前にはどうだったのかは分かりません。
(他に知ってたらコメントください。)

 

 

他には、映画の中での極め技が「ドラゴンへの道」ではフロントチョーク(フロントネックロック)。
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「死亡遊戯」では、裸絞め。
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「燃えよドラゴン」では、腕ひしぎ逆十字固め。
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これだけ見ても、ブルース・リーが格闘には関節技などが大事だと思っていたことが分かるかと思います。

「燃えよドラゴン」のオープンフィンガーグローブが、今のUFCなどの打撃、関節技有りの格闘技で採用されてることが凄いですね。

このブルース・リーの格闘センスは、中国拳法の詠春拳だけが影響しているとは思えません。

あらゆる格闘技を研究してきたからだろうと思います。

ブルース・リーの柔道着姿です。
おそらく、アメリカでの学生時代だったのかと思います。
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ブルース・リーがどれだけ柔道について研究したのかは分かりませんが、意識していたのは事実でしょう。

単なる俳優であれば、武術指導の担当者からここは蹴り、ここは受けて、ここは絞めて、など細かく指導されるでしょうが、
ブルース・リーの映画は「ドラゴン危機一発」以外は自身で武術指導も行っています。

このことから、ブルース・リーの格闘センスが評価されることになってきます。

ブルース・リー死後、多くの物まねさん、ソックリさんが映画に出ていますが、その動きがチンケに感じるのは
やはり格闘センスのない武術指導の担当者だからでしょうね。
ただ、サモ・ハン・キンポーはブルース・リーの影響をまともに受けてたのかなと思います。

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ブルース・リーは格闘技だけでなく、様々な分野の人に影響を与えてきました。

その功績は偉大です。

わずか32年の人生で・・・

 

 


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